Skip to main content デジタル・マルチメーターで導通をテストする方法
- ダイヤルを導通テスト・モードにします。ダイヤル上の位置は、通常は抵抗(Ω)など、1つ以上の機能と共有する可能性があります。テスト・プローブ同士が離れていると、マルチメーターのディスプレイにOLとΩが表示されることがあります。
- 必要に応じて、導通ボタンを押します。
- まず、COM端子に黒いテスト・リードを挿入します。
- 次に、赤色のリードをVΩ端子に挿入します。テストが終了したときは、リードを逆の順序で取り外します。最初に赤色、次に黒色です。
- 回路の電源を切った状態で、テスト対象の部品にテスト・リードを接続します。テスト・リードの位置は任意です。対象の部品は、回路内の他の部品から分離する必要がある場合があります。
- 完全なパス(導通)が検出されると、デジタル・マルチメーター(DMM)がビープ音を発します。回路が開いている(スイッチがオフの位置にある)場合、DMMはビープ音を発しません。
- テストが終了したら、マルチメーターをオフにして電池寿命を温存します。
導通テストの概要
- 導通は、電流の流れるパスが存在することを意味します。スイッチを閉じると回路が完成します。
- デジタル・マルチメーターの導通テスト・モードは、スイッチ、ヒューズ、電気接続、導線、その他の部品のテストに使用できます。例えば、良いヒューズは導通するはずです。
- DMMは、完全なパスを検出すると、可聴応答(ビープ音)を発します。
- ビープ音(可聴インジケータ)により、技術者はマルチメーターのディスプレイを見ずにテスト手順に集中できます。
- 導通をテストする場合、テスト対象の部品の抵抗値に基づいてマルチメーターのビープ音が鳴ります。この抵抗はマルチメーターのレンジ設定によって決まります。例:
- レンジが400.0Ωに設定されていて、部品が40Ω以下の抵抗値を持つ場合、通常はマルチメーターがビープ音を発します。
- レンジが4.000kΩに設定されていて、部品が200Ω以下の抵抗値を持つ場合、通常はマルチメーターがビープ音を発します。
- 電気的接続やスイッチ接点など、抵抗値が低い回路部品をテストする場合は、最小レンジ設定を使用する必要があります。
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