製品概要: 2620T / 2635T 記録温度計
2635T 記録温度計は、精密なマルチ・チャンネル温度記録およびロギングの計器であり、温度モニタリングおよび温度校正アプリケーションのための、最大 0.1 ℃ の確度(3 σ、1 年仕様)を実現します。フルークの一般的な 20 チャンネル、新 Hydra シリーズ II データ・ロガーをベースにし、これらの装置はチャンネル 1 に精密 SPRT プローブ(RTD)を適合させて、最大の確度および精度のためのシステムとして校正されます。この装置は校正データとともに提供され、すぐに使える状態にあります。この記録温度計には、NIST トレーサブルな DKD 認定校正(証明書付き)が含まれ、システムとして Hydra シリーズ II およびプローブを対象としています。使用していないときにプローブを保護するために、ソフト保護ケースが提供されます。基本的なデータ収集および容易な計器構成をサポートするために、Hydra ロガー・ソフトウェアも含まれています。電子チャート記録の表示および分析には、オプションの Fluke トレンディング・ソフトウェア用 Trend Link(モデル 2600A-904)も使用できます。精密温度計であることに加えて、熱電対の最大 18 の追加チャンネル、DC および AC 電圧、周波数、 2 線抵抗を測定することができます。合計 10 の RTD プローブを一度に接続し、記録することができます。
2635T は、Fluke Hydra Series II データ・バケット・データ・ロガーをベースにしています。このロガーは、タイム・スタンプされたデータの保存に PCMCIA メモリー・カード(256K)を使用します。データ・ファイルは、分析およびドキュメント作成のために、標準的な表計算ソフトにインポートすることができます。2635A ユーザーズ・マニュアル(PN 932160)には、すべての動作仕様および装置情報が反映されています。ただし、各装置に固有である 2635T 特有の校正データは除きます。
仕様: 2620T / 2635T 記録温度計
温度計の確度の仕様 * | |
-196°C | プローブ不確かさ:± 0.003 2620A 不確かさ、IPTS68: ± 0.13 2620T 不確かさ(rss メソッド): ± 0.13 |
0.0 | プローブ不確かさ: ± 0.005 2620A 不確かさ IPTS68:± 0.09 2620T 不確かさ(rss メソッド)± 0.09 |
100 | プローブ不確かさ:± 0.005 2620A 不確かさ IPTS68:± 0.12 2620T 不確かさ(rss メソッド)± 0.12 |
200 | プローブ不確かさ:± 0.005 2620A 不確かさ IPTS68:± 0.18 2620T 不確かさ(rss メソッド)± 0.18 |
300 | プローブ不確かさ:± 0.006 2620A 不確かさ IPTS68: ± 0.24 2620T 不確かさ(rss メソッド)± 0.24 |
400 | プローブ不確かさ:± 0.006 2620A 不確かさ IPTS68:± 0.35 2620T 不確かさ(rss メソッド)± 0.35 |
*1 年、周囲環境 18°C ~ 28°C、低速の測定。IEC 751 改正 2(ITS90)。2620A アルゴリズムは IPTS68 に基づいています。
すべての仕様は、公称値(3 σ)の 3 つの標準偏差に基づいています。実際の測定ポイント値は多くの場合、公表されている仕様より 10 倍良い値になります。
プローブ接続の略図:
プローブは、Hydra 入力コネクターのチャンネル 1(入力)および 11(励起)に接続します。
