9600FLT 1-GHz 広帯域位相雑音フィルター
主な機能
- 高性能スペクトラム・アナライザのワイド・オフセット位相雑音テスト向けの設計。
- このフィルタは必ず 1 GHz で使用され、1 GHz キャリアから、1 MHz より大きいオフセットでの位相雑音が除去されます。
- レベリング・ヘッドの信号ケーブルと直列に接続。マウント用キット (同梱) を使用すると簡単に取り付け可能。
製品概要: 9600FLT 1-GHz 広帯域位相雑音フィルター
9600FLT 1 GHz ワイド・オフセット位相雑音フィルター・アクセサリーは、高性能スペクトラム・アナライザーのワイド・オフセット位相雑音テスト用に使われます。このフィルターは、ベンチトップまたはラック・マウントで取り付けられた 96xx 基準信号発生器と簡単に接続できます。テスト・マージンを改善するため、広い(高い)オフセットでのノイズ・レベルを低減するように、フィルターを使用する業務をサポートします。
このフィルターは、必ず 1 GHz で使用してください。1 GHz キャリアから、1 MHz より大きいオフセットでの位相雑音が除去されます(両サイドバンドが除去されます)。このフィルターは、96xx RF基準信号発生器の位相雑音仕様が、校正対象に対して十分でないと思われる場合のみ使用します。最高クラスの性能のスペクトラム・アナライザーでは、このフィルターが必要になります。フィルターは、9640A-50 または 9640A-75 レベリング・ヘッドの信号ケーブルと直列に接続します。マウント用キットを使用すると、基準信号発生器の前部左のハンドルに、フィルターを簡単に取り付けることができます。このマウントは、Y9600 ラック・マウント・アクセサリーと完全な互換性があります。
仕様: 9600FLT 1-GHz 広帯域位相雑音フィルター
一般仕様 | |
寸法 | 幅 130 mm、高さ 84 mm、奥行き 18 mm |
重量 | 0.25 kg |
コネクター | 入出力: SMA メス |
取り付け[1] | 自立させての使用、またはベンチトップやラックマウントで、9640A RF基準信号発生器の左側のハンドルに取り付けて使用できます。 |
[1] フィルターは、出力周波数 1 GHz の位相雑音のテストに必要な場合のみ、9640A 正面パネルの RF 出力とレベリング・ヘッドのケーブル・コネクターの間に挿入されます。レベリング・ヘッドのケーブルは、その他すべての用途では、正面パネルに直接接続します。 |
性能仕様 | ||||
フィルター・タイプ | バンドパス(狭帯域幅) | |||
周波数 | 1 GHz | |||
インピーダンス | 50 Ω | |||
オフセット周波数(1 GHz から) | ≤300 kHz[2] | 1 MHz | 3 MHz | 10 MHz |
挿入損失 | 2 dB | 2.5 dB | 5 dB | 17 dB |
除去[1] | 0 dB | 0.5 dB | 3 dB | 15 dB |
[1] 1 GHz 信号源の広いオフセット位相雑音を低減するために使用される場合の、キャリア・レベルに対する位相雑音のサイドバンドの減衰。 |
モデル: 9600FLT 1-GHz 広帯域位相雑音フィルター
9600FLT 1-GHz 広帯域位相雑音フィルター