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ブリッジの半分に満たない価格でブリッジ・レベルの性能
1575A/1590 スーパーサーモメーター




フルーク ハート・サイエンティフィック事業部のスーパーサーモメーターは使いやすさと信頼できる確度により、世界中の標準室で認められています。モデル1575Aスーパーサーモメーターの最高確度は0.001 ℃、モデル1590スーパーサーモメーターUの最高確度は0.00025 ℃、あるいは1 ppmです。

いずれのスーパーサーモメーターもSPRT校正に最適です。これほどSPRTの確度を活用できる標準室のための機器はありません。使いやすく、温度を直接読み取り、自動でデータを収集し、ITS-90の定数を自動計算します。さらに両モデルともに他社の抵抗ブリッジの半分にも満たない価格です。

もちろん他にも特徴があります。


ブリッジ

抵抗ブリッジは購入できる標準室用機器の中で最も高価なもののひとつです。抵抗ブリッジの市場はとても小さく、ほとんど競合がありません。お客様が喜んで支払いたいかどうかを除き、価格をコントロールするすべがありません。

抵抗ブリッジの操作は簡単ではありません。学習曲線が長く、複雑で、習得するにはかなりの時間を費やすことになります。習得に時間をかければコストもかかります。他の人を訓練することになれば、費用はどんどん増えていきます。

適切な代替品があるとしたら、ブリッジを購入する必要はあるでしょうか?

1 ppmの確度で作業が済むのであれば、最も簡単で費用がかからない方法はハートのスーパーサーモメーターのひとつをお使いいただくことです。

モデル1575A

1575Aスーパーサーモメーターは使いやすさ、高確度、内蔵ソフトウェア、そして手ごろな価格から、温度計のベストセラーとなっています。温度はディスプレイ上に選択したスケールで直接表示されます。手動で抵抗から温度へ換算する必要はありません。抵抗は、機器のある測定レンジでITS-90アルゴリズムを用いて温度に換算されます。1575Aのメモリーには最大で16の独立したプローブ特性情報セットを保存できます。SPRTを交換し、基準識別番号を呼び出してください。抵抗ブリッジで必要な、広範で時間のかかる設定は忘れてください。1575Aと1590に共通の特徴を理解いただければ、この2つのモデルがなぜお買い得であるかをお分かりいただけるでしょう。

モデル1590

1590スーパーサーモメーターUは1575Aの全ての機能のほか、1 ppmという抜群の確度、そして見やすいように傾きを調節できるカラー・スクリーンを備えています。以上の全ての機能にもかかわらず、依然としてブリッジの半分に満たない価格です。

ブリッジを使わなければならない標準器を持つ多くの標準室では、スーパーサーモメーターはブリッジの代替品として受け入れられてきました。というのは、スーパーサーモメーターはブリッジの技術とマイクロプロセッサーを利用した固体電子回路技術とを組み合わせた機器であり、かつブリッジよりはるかに操作が簡単だからです。

1575A、1590には認定校正が付属しています。

確度

代表的なベンチトップ・サーモメーターはスーパーサーモメーターより5から10倍大きな誤差を持っています。またスーパーサーモメーターUと比べると20倍から40倍大きな誤差を持っています。一般的な25 Ω、100 ΩSPRTであれば、1575Aは±0.002 ℃の確度を達成できます。また校正された外部標準抵抗器を使用した場合は±0.001 ℃の確度を実現します。1590はさらに良い±0.00025 ℃の確度です。

ITS-90は銀の凝固点(962 ℃)までの高温の標準として2.5 Ωおよび0.25 ΩSPRTを使用するよう規定しています。このとても小さい抵抗の測定は難しく、一般に抵抗ブリッジでのみ行われています。このITS-90の問題に直接取り組んだスーパーサーモメーターは、今日得られる最も費用対効果の高い解決策を与える装置です。

さらに、25 ΩSPRTの場合の分解能は0.0001 ℃です。比較校正も一次標準である定点を用いた校正も容易に行えます。両モデルとも、2本のプローブを一度に測定できるよう2チャンネルを備えています。実際の温度を表示・記録したり、2本のプローブの差をスクリーンから直接読み取ったりすることができます。

いずれのスーパーサーモメーターも抵抗器を内蔵しています。スーパーサーモメーターの各抵抗レンジ(0.25 Ω、2.5 Ω、25 Ω、100 Ω、およびサーミスターの抵抗範囲)の抵抗器には高い安定度、低い温度係数の抵抗器が使用され、四端子接続方式となっており、内部の温度制御されたオーブンに収容されています。

DWFコネクター

ハート特許のモデル2392DWFコネクターは業界でも独自のコネクターです(U.S.Patent 5,964,625)。固体の真鍮からひとつひとつ機械加工され、金メッキが施されています。DWFコネクターにはバナナ・プラグ、スペード・コネクター、あるいは裸線が接続できます。バナナ・プラグはコネクターの先端に挿入します。裸線は4つのサイド・ホールのひとつに挿入するとスプリングのついた圧力プレートにより固定されます。スペード・コネクターはコネクターの先端と圧力プレートの間に挿入し、裸線と同様にして固定されます。接続はしっかりしていて、外れにくくなっています。裸線やスペード・コネクターを接続するときは、DWFコネクターを押し込む意外に何もする必要はありません。ねじで固定したり、しっかり締めたりすることもありません。

その他の機能

スーパーサーモメーターはITS-90あるいはIPTS-68いずれか選択したほうを使用して抵抗を温度に換算します。ITS-90の場合は換算の必要がなく、係数を直接入力するだけです。IPTS-68の場合はR0、ALPHA、DELTA、A4、C4を入力してください。必要に応じ、温度は自動的にIPTS-68からITS-90に換算することも可能です。Calendar-Van Dusen(カレンダー−ヴァン デューセン)方程式も自動化モードで利用可能です。

サーミスター・プローブは対数多項式の係数により特性付けられます。低い温度領域で±0.001 ℃の確度実現には経費節約のためにも低価格で丈夫なサーミスター標準を使用してください。

測定値は、温度は℃、K、°Fで、抵抗はΩ、または基準抵抗に対するプローブ抵抗の比で表示させることができます。電流源の大きさは0.2 %の分解能で0.001 mAから15 mAの範囲で調整することができます。分解能、安定度、応答特性を最適化するために積分時間とデジタル・フィルタリングをプログラム可能です。

データ収録機能とメモリー機能を使って測定値が保存されます。各サーモメーターにはデータを格納するために3.5インチ・ディスク・ドライブが装備されています。ディスプレイには情報を見やすく表示するため、バックライトLCDを採用しています。RS-232、IEEE-488、パラレル・プリンター・ポートを1つずつ装備しています。

これらのスーパーサーモメーターはDC測定技術に基づいています。これは交流ブリッジに関する国際研究所による証明問題を取り除くことと、交流加熱される定点温度炉による二次的干渉を排除するためです。

マルチプレクサー

2チャンネルでは不十分な場合は、ハートの便利なDWFコネクターを用いたマルチプレクサーを使って10チャンネルを追加可能です。実際には1590には最大50チャンネルを追加できます。

1575Aの場合、モデル2575(Mighty-Mux)マルチプレクサーを使用して10チャンネルを追加できます。1590にはモデル2590(Mighty-MuxU)マルチプレクサーが用意されています。モデル2590はカスケード接続が可能で、この能力を使って最大50チャンネルを追加できます。自己加熱効果を避けるため、各チャンネルに定電流レベルを設定することができます。マルチプレクサーを用いることにより、あらゆるアプリケーションがより簡単で効果的になります。

両モデル共、密閉され、磁気遮蔽された低熱起電力リレーを使用しています。フローティング・ガードと最大20 mAの励起電流に支えられた真の4線式測定が可能です。

スーパーサーモメーターとデジタル・マルチメーター

性能の良い8桁半のマルチメーターを使うと抵抗測定で±0.005 ℃の確度を得られるかもしれません。しかしDMMを利用する場合、別に高安定電流源が必要です。また起電力をオフセットし、測定電流の反転に配慮し、スイッチを工夫して外部標準抵抗器への接続を考えねばなりません。

以上の作業が完了しても、まだ手動でうんざりするような計算をして抵抗を温度に換算する必要があります。

スーパーサーモメーターはこの全てを自動的に行います。

スーパーサーモメーターとその他の機器

1590と1575Aにかなうものはありません。これほど使いやすいリードアウトはありません。操作方法の研修プログラムが終わった次の日からではなく、受け取ったその日から校正作業を行うことができます。

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