|
最高品質を必要とする専門職向けの選択肢 最高の画質を必要とする場合には、Fluke Ti5X モデルを選択してください。このモデルは、業界最高レベルの温度感度 (≦ 0.05 °C、50 mK NETD) を有する検知器を 320 x 240 ほども備えており、高解像度と最高の画質を提供します。さらに、60 Hz の検知器取得レートを用いることにより、大型 5 インチ・カラー・ディスプレイ上で温度が鮮やかに表示されます。 FT モデルはいずれも、革新的な IR-Fusion® テクノロジーを搭載しています。IR-Fusion を使用して、赤外線画像に加えて可視画像も撮影し、赤外線画像分析に残る疑問点を取り除きます。原因であると推定される部品をより的確に特定また報告するのに役立ち、その場で修理することが可能になります。詳細については、このページのナビゲーション部にある「IR-Fusion」を選択してください。 代表的な用途 - 予知保全 – 電気的問題および機械的問題が故障を引き起こす前に発見
- 電力 – 変電所や送電線などの設備をリアルタイムに分析
- プロセス監視 – リアルタイムに観測することにより、効率よく安全な動作を確保
- 研究開発 – ヒート・パターンを数量化し、製品設計を改善
- 電子設計 – 綿密な回路基板分析の実施
|
|
 | Fluke IR-Fusion テクノロジー | 赤外線画像と可視画像を組み合わせることにより、赤外線画像の全画面表示モードから可視画像の全画面表示モードまで幅広く対応でき、対象の姿を正確に捉えることができます。 |  | 詳細については、このページのナビゲーション部にある 「IR Fusion」 を選択してください。 |
| 対象の姿を正確に捉える Fluke IR-Fusion® テクノロジーは、実際の可視画像とサーマル画像とを関連付けます。この技術では、両画像を 1 つにまとめ上げることもできれば、ピクチャー・イン・ピクチャーとして組み合わせることもできます。可視画像の上にアラーム限界を重ねることができ、指定された温度限界を超えている部品を正確に突き止めます。可視画像もサーマル画像もどちらも、レポートに利用できます。これにより、別のデジタル・カメラで撮影した画像を探し回る必要が省かれ、書類作成の能率が上がります。IR Fusion を使用することで、原因であると推定される部品をより的確に特定また報告するのに役立ち、その場で修理することが可能になります。大きく鮮明なサーマル画像 本型式のサーモグラフィーに搭載された 5 インチ大型ディスプレイは低ノイズ VOx センサーと組み合わされ、これによって Fluke IR FlexCam ユニットはきわめて高い画質を生み出すことができ、わずかな温度差でも可視化します。この画像は、普通であればはるかに高価な測定器でのみ得られるものに匹敵します。 あらゆる状況下でも鮮明な画像 180 度可動する画期的なレンズを備えており、見えにくい場所の画像でも見ることができます。対象物が高所にあったり、機器の下部や動かせない障害物の付近にあっても、鮮明な画像を表示します。SmartFocus ホイールにより、安定して鮮明な画像を簡単に取得できます。焦点リングを回すために測定器から手を離す必要はありません。 異常の可視化 IR FlexCam サーモグラフィーは、AutoCapture などの搭載機能により、困難な問題に対するトラブルシューティングを支えます。この測定器は、温度限界を超えている場所の画像だけを自動的に撮影するように簡単に設定できます。これにより、断続的に発生するため見つけ出すことが難しい問題も撮影でき、異常のある画像のみに意識を集中することで迅速に分析できます。 分析およびレポート機能を標準装備 SmartView™ ソフトウェア (本体に付属) には、赤外線画像の表示、分析、注釈、レポートなどに利用する各種ツール類一式が含まれています。このソフトウェアは、複数画像を比較したレポートなど企業に固有の作業工程や要件に適合するよう、レポートのカスタマイズにも対応します。詳細については、このページのナビゲーション部にある「SmartView」を選択してください。 放射分析 – 画像に隠されたデータを読み解く 放射サーモグラフィーが校正温度データを隅々まで撮影して保存し、何千もの点を格子状に集めることによりサーマル画像を作り上げます。
これによって綿密な分析が実施できるようになり、現場のカメラでもオフィスの PC ソフトウェアのいずれでも、放射率や温度範囲などの主要パラメーターを変更できます。
| Ti55FT | Ti50FT | 高画質を得るための高解像度かつ低ノイズ VOx 検知器 | 320 x 240 | 幅広い産業用途に対応する温度範囲 | -20 ~ +600 °C
| -20 ~ +350 °C | 高い温度感度により、わずかな温度差も表示 | ≦ 0.05 °C | ≦ 0.07 °C | 180 度可動するレンズにより、あらゆる状況の中で画像を表示 | • | • | 3 種類の交換用レンズを選び分けることにより、どのような用途にも対応 | • | • | 大型 5" 高コントラスト・カラー LCD が照明条件に関わらず鮮明な画像を表示 | • | • | 徹底した放射分析により、綿密な温度分析とトラッキングを実施 | • | • | SmartFocus が最高の画質と正確な温度測定を実現 | • | • | Windows® CE をベースにしたメニュー構成による簡単操作 | • | • | 個々人のさまざまな用途に応じた測定器設定 | • | • | CompactFlash メモリー・カードには赤外線画像が 1000 枚以上のほか、放射分析の全温度データが保存可能 | • | • | SmartView レポート/分析ソフトウェアを同梱 | • | • | AutoCapture により、断続的に発生する問題を可視化 | • | | 内蔵分析機能 | • | | ユーザー定義の注釈テキストによるレポート作成の簡素化 | • | | 内蔵型可視光 (デジタル) カメラ | • | • | 赤外線/可視光アラーム機能 | • | | レーザー・ポインターによる照準合わせの簡素化 | • | • | 暗い場所でもフラッシュ・ライトとトーチ・ライトにより、高画質を確保 | • | • |
サーモグラフィーから最適な性能を引き出す 最新のソフトウェア・バージョンまたはファームウェア・バージョンの有無を確認
|
温度測定 | 校正温度範囲 | Ti55: -20 ˚C ~ 600 ˚C (3 つの温度範囲) Ti50: -20 ˚C ~ 350 ˚C (2 つの温度範囲) | レンジ 1 | Ti55: -20 ˚C ~ 100 ˚C Ti50: -20 ˚C ~ 100 ˚C | レンジ 2 | Ti55: -20 ˚C ~ 350 ˚C Ti50: -20 ˚C ~ 350 ˚C | レンジ 3 | Ti55: 250 ˚C ~ 600 ˚C | 確度 | ± 2 °C または 2 % のいずれか大きい方 | 測定モード | Ti55: 中心点、センター・ボックス (領域内の最小/最大、平均)、移動可能スポット/ボックス、ユーザー定義欄/テキスト注釈、等温線、温点/冷点の自動検知、可視光色外アラーム Ti50: 中心点、センター・ボックス (領域内の最小/最大、平均) | 放射率補正 | 0.1 ~ 1.0 (0.01 刻み) |
画像処理性能 | 温度視野 (FOV) | 20 mm レンズ 23 ° x 17 ° FOV 10.5 mm レンズ 42 ° x 32 ° 54 mm レンズ 9 ° x 6 ° | 空間分解能 (IFOV) * | 1.30 mrad | 温度分解能 (NETD) | Ti55: 30 °C で ≦ 0.05 °C (50 mK) Ti50: 30 °C で ≦ 0.07 °C (70 mK) | 検知器データ取得 * | 60 Hz | 焦点 | SmartFocus: 指一本で連続的なピント合わせ | IR デジタル・ズーム | Ti55: 2 倍、4 倍、8 倍 Ti50:2 倍 | 検出素子 | 320 x 240 フォーカル・プレーン・アレイ、酸化バナジウム (VOx) 非冷却マイクロボロメーター (25 ミクロン・ピッチ) | 測定波長 | 8 µm~14 µm | デジタル画像強調 | 自動フルタイム強調 | Visual On カメラ操作モード | 全面サーマル画像、全面可視画像またはサーマル画像と可視画像の組み合わせピクチャ・イン・ピクチャ | 可視光カメラ | 1280 x 1024 ピクセル、フル・カラー | 可視光デジタル・ズーム | Ti55: 2 倍、4 倍 Ti50:2 倍 |
画像表示 | デジタル・ディスプレイ | 5" 大型高解像度デジタル・ディスプレイ | LCD バックライト | 日光で識別可能な色の LCD | ビデオ出力 | RS170 EIA/NTSC または CCIR/PAL コンポジット・ビデオ |
別売レンズ (本体購入時にのみ販売) | 54 mm 望遠レンズ | 高精度ゲルマニウム・レンズ | 視野 (FOV) | 水平 9 ° x 垂直 6 ° | 空間分解能 (IFOV) | 0.47 mrad | 最小焦点距離 | 0.6 m | 10.5 mm 広角レンズ | 高精度ゲルマニウム・レンズ | 視野 (FOV) | 水平 42 ° x 垂直 32 ° | 空間分解能 (IFOV) | 2.45 mrad | 最小焦点距離 | 0.3 m |
画像キャプチャおよびデータ保存 | ストレージ・メディア | コンパクト・フラッシュ・カードには 1000 枚以上の赤外線画像を保存可能 (1 GB カードが標準) | サポートされているファイル形式 | 14 ビット測定データを含む。JPEG、BMP、PCX、PNG、PSD をエクスポート可能。 |
インターフェースおよびソフトウェア | インターフェース | コンパクト・フラッシュ・カード・リーダー同梱 | ソフトウェア | SmartView: 分析およびレポーティングのためのソフトウェア搭載 |
Laser | 分類 | クラス Ⅱ | レーザーでターゲットを捕捉 | サーマル画像と可視画像を組み合わせる場合、レーザー・ドットを画面上に表示 |
コントロールおよび調整 | 設定コントロール | 日付/時刻、温度単位 C/F/K、言語、縮尺、LCD 輝度 (高/中/低) | 画像コントロール | レベル、スパン、自動調整 (連続/手動) | オンスクリーン・インジケーター | バッテリーの状態、対象の放射率、背景温度、リアルタイム・クロック | 設定コントロール | 日付/時刻、温度単位 C/F/K、言語、縮尺、LCD 輝度 (高/中/低) |
電力、電池寿命 | バッテリー・タイプ | リチウム・イオン・スマート・バッテリー、充電可能、屋外交換可能 | バッテリー作動時間 | 連続作動 3 時間 (IR-Fusion 使用中は 2 時間) | バッテリー充電 | インテリジェント充電器 2 ベイ (AC コンセント経由) | AC 電源駆動 | AC アダプター 110/220 VAC、50/60 Hz (Ti55 のみ) | 省電力機能 | 自動シャットダウンとスリープ・モード (ユーザー指定) |
環境設計および機械設計 | 作動温度 | -10 °C ~ +50 °C | 保管温度 | -40 °C 〜+70 °C | 相対湿度 | 作動/保管とも 10 % ~ 95 %、結露なきこと | 防水および防塵機能 | IP54 | 重量 (バッテリーを含む) | 1.95 kg (4.3 ポンド) | カメラの大きさ (高さ x 幅 x 奥行) | 162 x 262 x 101 mm |
|
機種名 | 説明 | 価格表 | Fluke Ti50FT-20 | IR FlexCam サーモグラフィー (IR-FusionR 搭載) すべてのモデルに同梱:
- 頑丈なキャリング・ケース
- 充電式バッテリー・パック 2 個
- バッテリ充電器
- AC アダプター (Ti55 モデル専用)
- ビデオ・ケーブル
- 512 MB コンパクト・フラッシュ・カード
- コンパクト・フラッシュ・カード・リーダーおよび USB ケーブル
- ネック・ストラップ
- SmartView レポート/分析ソフトウェア (CD)
- ユーザー・マニュアル (CD)
- 校正証明書
|
| Fluke Ti55FT-20 | IR FlexCam サーモグラフィー (IR-FusionR 搭載) |
地域により、7.5 Hz モデルもご用意しております。詳細については Fluke 販売担当者にご確認ください。 利用可能な別売品 | 利用可能な製品全体を表示するには、「More Info」タブ内の「Product Selector Tool」を使用します。 | レンズ | Ti5X シリーズでは、10.5 mm、20 mm および 54 mm レンズが利用できます。利用可能な組み合わせを表示するには、「Product Selector Tool」を使用します。 |
|
|
|
|
|